Friday, 25 January 2019
エリオット・スミス プレイリスト(5)Ry Cooder, Paris, Texas Soundtrack
一番好きな映画はヴィム・ヴェンダースの「パリ・テキサス」と答えた後に、
「・・・ライ・クーダーの音楽も(映画と同じくらい)素晴らしくて、とても暗示的だ。サウンドトラックにストーリーを語らせることなく長いシークエンスのシーンを際立たせる。僕と違って、彼はサウンドトラックの巧妙な術というものを知っているんだ。映画の色や音にこだわり、映画が編集されてしまえばせいぜい曲の一部しか流れない小細工のような歌は作ったりしていない」
21/04/00 Les Inrockuptibles magazine より引用
Wednesday, 23 January 2019
月の三部作(Coming Up Roses, Satellite, St Ides Heaven)
Either/Orのアルバムについて色々考えているのですが、まだもう少しセルフタイトルアルバムに散りばめられている「月」のイメージについて掘り下げてみようと思います。
まず月についてエリオットが語っているインタビューを引用します。
インタビュアー:もしかしたら分析しすぎなのかもしれないけど、結構な曲の歌詞の中で月が出てくるのに気づいたんだ。「Coming Up Roses」でしょ。
エリオット:そうだね。
インタビュアー:「St Ides Heaven」に、思い出せないけどもう一曲(訳者注:Satellite)、それに「Division Day」。月のイメージやその象徴は君にとって個人的な意味があるの?
エリオット:長い期間、僕は夜歩いてるときに曲を思いついたんだ、ただ夜歩くのが好きだったんだ。だから月は沢山見たよ。月は本当に使い古されたイメージだけど、使い古されたイメージを使う手はいつだってある。そういったイメージを新しくするとか、少なくともやってみようと。上手くいったとは言えないけど・・・でも最近もうあんまり月は見てないんだ。NYに住んでいるから。
と、何一つ彼ははっきり説明していないわけですが、彼にとっての「月」を表現しようと意図していたことは間違いありません。
上記にもある通り、セルフタイトルアルバムの中の歌詞に「Moon」の単語が出てくるのは3曲(Coming Up Roses, Satellite, St Ides Heaven)ですが、そのいずれも難解で、不明瞭な部分が多いと思います。エリオットがどのような「月」のイメージにインスパイアされたかを知ることは出来ませんが、私はテレヴィジョンの「Marquee Moon」や、ルー・リードの「Satellite of Love」には少なくとも影響されたんじゃないかと思います。
月がテーマの歌って数えきれない程あって、名曲も沢山ありますよね。ボブ・ディランがパーソナリティのラジオ番組『テーマ・タイム・ラジオ・アワー』でも月をテーマにした曲が特集されていてこれも興味深いのですが、エリオットが歌ったカバーでは、ニール・ヤングの「Harvest Moon」、月と関連づけていいかはちょっと苦しいところですが、ボブ・ディランの「Moonshiner」(密造酒屋、夜に非合法の商売をする人を指す俗語で、トラディショナルソングをカバーした曲)があります。
またもや誤訳やひとりよがり解釈を承知で!エリオットの歌が決して1つの意味に限定されたものでないことをお忘れなく。
サングラスかけたエリオット。こけるシーンが見どころ。
Coming Up Roses
カミング・アップ・ローゼズ
I’m a junkyard full of false starts
And I don’t need your permission
To bury my love under this bare light bulb
The moon is a sickle cell
It’ll kill you in time
You cold white brother riding your blood
Like spun glass in sore eyes
While the moon does it’s division you’re buried below
And you’re coming up roses everywhere you go
Red roses follow
僕は間違いだらけの廃品置き場
君の許可はいらない
この裸電球の下に僕の愛を埋めてしまうのに
月は鎌状赤血球
やがて君を殺してしまう
君の血に乗りかかる冷たくて白い兄弟
ひりひりとした目の中入った糸ガラスみたいに
月が分かれている間、君は下に埋められる
そしてバラがどこに行っても咲いている
赤いバラが
The things that you tell yourself
They’ll kill you in time
You cold white brother alive in your blood
Spinning in the night sky
While the moon does it’s division you’re buried below
And you’re coming up roses everywhere you go
Red roses
君が自分に話していることは
やがて君を殺してしまうだろう
君の血には冷たい白い兄弟が生きている
夜の空に回転して
月が分かれている間、君は下に埋められる
そしてバラがどこに行っても咲いている
赤いバラが
So you got in a kind of trouble that nobody knows
And you’re coming up roses everywhere you go
Red roses
誰も知らない厄介事に君は巻き込まれている
そしてバラがどこに行っても咲いている
赤いバラが
シュールなイメージが次々と現れるこの曲では、沢山の言葉遊び、ダブルミーニングに彩られているため、和訳って可能なのかわかりません。
・false starts とは、本来はフライングや、言い掛けたことが間違っていると気づくことの意。失敗や後悔でいっぱいのというような意味にとれる。
・this bare light bulb(裸電球) はCondor Aveにも出てきますが、自己破壊的な光のイメージ。限りある生命というふうにもとれるかも。
・moon is a sickle cellというフレーズに出てくる鎌状赤血球とは、鎌状赤血球貧血症に見られる、血液の形状が三日月の形になる状態。
・You cold white brother riding your bloodはドラッグのシューティングのイメージと重なる。訳者には鬱病の症状(というか気分の落ち込み)が始まった時を表しているようにも思える。
・coming up rosesは上手くいっているという意味を表す慣用句だが、もう一つの似たような慣用句で意味が全く異なるpushing up daisies(死んで埋められて)と関連しているかもしれない。
個人的に好きな曲です
Satellite
サテライト
While the hands are pointing up midnight
You’re a question mark coming after people you watched collide
You can ask what you want to the satellite
‘Cause the names you drop put ice in my veins
And for all you know you’re the only one who finds it strange
When they call it a lover’s moon
The satellite
Cos it acts just like lovers do
The satellite
A burned out world you know
Staying up all night
The satellite
真夜中、上を指さすとき
衝突した人々を見た後に、君は首をかしげる
サテライトになら君は聞きたいことを聞けるんだ
何故なら君が口にした名前は僕を冷血にさせるから
多分、君だけが不思議に思っている
恋人の月 と人が呼ぶ時
サテライト
まるで恋人達がすることと同じようだから
サテライト
焼けつくされた世界だろう
一晩中起きている
サテライト
地球に対しての衛星(サテライト)である「月」について歌っている。星とその衛星の関係はまるで恋人同士の様に言われるが、語り手にとっては疑がわしい。月は通常、夢やロマンスを象徴していることが多いが、この曲では月は冷やかな傍観者(=語り手?)のようであって(A burned out world、Staying up all night)地球から孤立した寂しい古の光(Satellite のサビの部分がSad Old Lightと聞こえませんか?)が語り手の疎外感を表しているよう。サウンド的にはものすごくロマンティックだと思うので、恋人に対して自分自身をさらけ出しているような気もします。
きれいな映像で手元がよく見えます。
St Ides Heaven
セント・アイデス・ヘヴン
Everything is exactly right
When I walk around here drunk every night
With an open container from 7-11
In St. Ides heaven
全てがまさにうってつけ
セブンイレブンから栓を抜いた瓶を手に
僕が毎夜このあたりをうろつく頃
セントアイデスで天国の心地
I’ve been out haunting the neighborhood
And everybody can see I’m no good
When I’m walking out between parked cars
With my head full of stars
僕はこの界隈をたむろしている
みんなには僕がろくな奴じゃないと見える
路駐した車の隙間から歩き出すとき
頭の中には満点の星
High on amphetamines
The moon is a light bulb breaking
It’ll go around with anyone
But it won’t come down for anyone
アンフェタミンでハイになって
月は壊れかけの電球
誰とだって回るけれど
誰かのために降りたりはしない
You think you know what brings me down
That I want those things you could never allow
You see me smiling you think it’s a frown
Turned upside down
君は僕がどうすれば落ち込むかわかっていると思ってる
僕がしたくても君がさせてくれないこと
僕が笑っていると見えて、顔をしかめてると思っている
あべこべなのに
‘Cause everyone is a fucking pro
And they all got answers from trouble they’ve known
And they all got to say what you should and shouldn’t do
Though they don’t have a clue
なぜなら皆たいそうなプロばかりなんだ
自分たちが知ってる厄介事の答えがわかっているから
それをやれ、あれをやるなと君に言いたがる
少しもわかっちゃいないくせに
High on amphetamines
The moon is a light bulb breaking
It’ll go around with anyone
But it won’t come down for anyone
And I won’t come down for anyone
アンフェタミンでハイになって
月は壊れかけの電球
誰とだって回るけれど
誰かのために降りてくることはない
そして僕は誰のためにも降りることはない
月は壊れかけの電球(The is a light bulb breaking)のところでまたもや、電球のイメージが出てきます。パンクなのか頑固者の歌詞なのか・・・壊れかけの電球というのは、語り手の限りある若さや命といったものを表しているのでは?High on amphetamineではドラッグという直接的な単語を使ってはいるものの、中毒と言えるほどのめり込んでしまうもの(例:恋愛や音楽、もちろんアルコールやドラッグを含め)でハイになっている状態といったほうがしっくりくると思います。他人にどう思われようと、自分は他人の人生を生きるのはごめんだというようなポジティブなエネルギーに溢れているような気がします。少なくとも私には。
まず月についてエリオットが語っているインタビューを引用します。
インタビュアー:もしかしたら分析しすぎなのかもしれないけど、結構な曲の歌詞の中で月が出てくるのに気づいたんだ。「Coming Up Roses」でしょ。
エリオット:そうだね。
インタビュアー:「St Ides Heaven」に、思い出せないけどもう一曲(訳者注:Satellite)、それに「Division Day」。月のイメージやその象徴は君にとって個人的な意味があるの?
エリオット:長い期間、僕は夜歩いてるときに曲を思いついたんだ、ただ夜歩くのが好きだったんだ。だから月は沢山見たよ。月は本当に使い古されたイメージだけど、使い古されたイメージを使う手はいつだってある。そういったイメージを新しくするとか、少なくともやってみようと。上手くいったとは言えないけど・・・でも最近もうあんまり月は見てないんだ。NYに住んでいるから。
と、何一つ彼ははっきり説明していないわけですが、彼にとっての「月」を表現しようと意図していたことは間違いありません。
上記にもある通り、セルフタイトルアルバムの中の歌詞に「Moon」の単語が出てくるのは3曲(Coming Up Roses, Satellite, St Ides Heaven)ですが、そのいずれも難解で、不明瞭な部分が多いと思います。エリオットがどのような「月」のイメージにインスパイアされたかを知ることは出来ませんが、私はテレヴィジョンの「Marquee Moon」や、ルー・リードの「Satellite of Love」には少なくとも影響されたんじゃないかと思います。
月がテーマの歌って数えきれない程あって、名曲も沢山ありますよね。ボブ・ディランがパーソナリティのラジオ番組『テーマ・タイム・ラジオ・アワー』でも月をテーマにした曲が特集されていてこれも興味深いのですが、エリオットが歌ったカバーでは、ニール・ヤングの「Harvest Moon」、月と関連づけていいかはちょっと苦しいところですが、ボブ・ディランの「Moonshiner」(密造酒屋、夜に非合法の商売をする人を指す俗語で、トラディショナルソングをカバーした曲)があります。
またもや誤訳やひとりよがり解釈を承知で!エリオットの歌が決して1つの意味に限定されたものでないことをお忘れなく。
サングラスかけたエリオット。こけるシーンが見どころ。
Coming Up Roses
カミング・アップ・ローゼズ
I’m a junkyard full of false starts
And I don’t need your permission
To bury my love under this bare light bulb
The moon is a sickle cell
It’ll kill you in time
You cold white brother riding your blood
Like spun glass in sore eyes
While the moon does it’s division you’re buried below
And you’re coming up roses everywhere you go
Red roses follow
僕は間違いだらけの廃品置き場
君の許可はいらない
この裸電球の下に僕の愛を埋めてしまうのに
月は鎌状赤血球
やがて君を殺してしまう
君の血に乗りかかる冷たくて白い兄弟
ひりひりとした目の中入った糸ガラスみたいに
月が分かれている間、君は下に埋められる
そしてバラがどこに行っても咲いている
赤いバラが
The things that you tell yourself
They’ll kill you in time
You cold white brother alive in your blood
Spinning in the night sky
While the moon does it’s division you’re buried below
And you’re coming up roses everywhere you go
Red roses
君が自分に話していることは
やがて君を殺してしまうだろう
君の血には冷たい白い兄弟が生きている
夜の空に回転して
月が分かれている間、君は下に埋められる
そしてバラがどこに行っても咲いている
赤いバラが
And you’re coming up roses everywhere you go
Red roses
誰も知らない厄介事に君は巻き込まれている
そしてバラがどこに行っても咲いている
赤いバラが
シュールなイメージが次々と現れるこの曲では、沢山の言葉遊び、ダブルミーニングに彩られているため、和訳って可能なのかわかりません。
・false starts とは、本来はフライングや、言い掛けたことが間違っていると気づくことの意。失敗や後悔でいっぱいのというような意味にとれる。
・this bare light bulb(裸電球) はCondor Aveにも出てきますが、自己破壊的な光のイメージ。限りある生命というふうにもとれるかも。
・moon is a sickle cellというフレーズに出てくる鎌状赤血球とは、鎌状赤血球貧血症に見られる、血液の形状が三日月の形になる状態。
・You cold white brother riding your bloodはドラッグのシューティングのイメージと重なる。訳者には鬱病の症状(というか気分の落ち込み)が始まった時を表しているようにも思える。
・coming up rosesは上手くいっているという意味を表す慣用句だが、もう一つの似たような慣用句で意味が全く異なるpushing up daisies(死んで埋められて)と関連しているかもしれない。
他のサイトで歌詞の意味や解釈を探してみたりするのですが、この詩は意味よりかは歌詞の持つヴィジュアルなイメージのほうが大事なのかもしれません。語り手は死、病気、依存、人間関係といったトラブルに取り巻かれている。語り手の生のエネルギーや気分の変化を月の満ち欠けに例え、月の形が欠けているときは、自分はまるで地面に埋められているようだと。また、それ故に彼は人を愛することへの自信を失っていたり、そのトラブルを他人に打ち明けることが出来ない。にもかかわらず、万事上手く行っている(振り)をして隠している。どんな人であっても、何か心のトラブルや痛みを隠して何の問題もないように振るまっている、そんな歌なのかもしれません。
個人的に好きな曲です
Satellite
サテライト
While the hands are pointing up midnight
You’re a question mark coming after people you watched collide
You can ask what you want to the satellite
‘Cause the names you drop put ice in my veins
And for all you know you’re the only one who finds it strange
When they call it a lover’s moon
The satellite
Cos it acts just like lovers do
The satellite
A burned out world you know
Staying up all night
The satellite
真夜中、上を指さすとき
衝突した人々を見た後に、君は首をかしげる
サテライトになら君は聞きたいことを聞けるんだ
何故なら君が口にした名前は僕を冷血にさせるから
多分、君だけが不思議に思っている
恋人の月 と人が呼ぶ時
サテライト
まるで恋人達がすることと同じようだから
サテライト
焼けつくされた世界だろう
一晩中起きている
サテライト
地球に対しての衛星(サテライト)である「月」について歌っている。星とその衛星の関係はまるで恋人同士の様に言われるが、語り手にとっては疑がわしい。月は通常、夢やロマンスを象徴していることが多いが、この曲では月は冷やかな傍観者(=語り手?)のようであって(A burned out world、Staying up all night)地球から孤立した寂しい古の光(Satellite のサビの部分がSad Old Lightと聞こえませんか?)が語り手の疎外感を表しているよう。サウンド的にはものすごくロマンティックだと思うので、恋人に対して自分自身をさらけ出しているような気もします。
きれいな映像で手元がよく見えます。
St Ides Heaven
セント・アイデス・ヘヴン
Everything is exactly right
When I walk around here drunk every night
With an open container from 7-11
In St. Ides heaven
全てがまさにうってつけ
セブンイレブンから栓を抜いた瓶を手に
僕が毎夜このあたりをうろつく頃
セントアイデスで天国の心地
I’ve been out haunting the neighborhood
And everybody can see I’m no good
When I’m walking out between parked cars
With my head full of stars
僕はこの界隈をたむろしている
みんなには僕がろくな奴じゃないと見える
路駐した車の隙間から歩き出すとき
頭の中には満点の星
High on amphetamines
The moon is a light bulb breaking
It’ll go around with anyone
But it won’t come down for anyone
アンフェタミンでハイになって
月は壊れかけの電球
誰とだって回るけれど
誰かのために降りたりはしない
You think you know what brings me down
That I want those things you could never allow
You see me smiling you think it’s a frown
Turned upside down
君は僕がどうすれば落ち込むかわかっていると思ってる
僕がしたくても君がさせてくれないこと
僕が笑っていると見えて、顔をしかめてると思っている
あべこべなのに
‘Cause everyone is a fucking pro
And they all got answers from trouble they’ve known
And they all got to say what you should and shouldn’t do
Though they don’t have a clue
なぜなら皆たいそうなプロばかりなんだ
自分たちが知ってる厄介事の答えがわかっているから
それをやれ、あれをやるなと君に言いたがる
少しもわかっちゃいないくせに
High on amphetamines
The moon is a light bulb breaking
It’ll go around with anyone
But it won’t come down for anyone
And I won’t come down for anyone
アンフェタミンでハイになって
月は壊れかけの電球
誰とだって回るけれど
誰かのために降りてくることはない
そして僕は誰のためにも降りることはない
月は壊れかけの電球(The is a light bulb breaking)のところでまたもや、電球のイメージが出てきます。パンクなのか頑固者の歌詞なのか・・・壊れかけの電球というのは、語り手の限りある若さや命といったものを表しているのでは?High on amphetamineではドラッグという直接的な単語を使ってはいるものの、中毒と言えるほどのめり込んでしまうもの(例:恋愛や音楽、もちろんアルコールやドラッグを含め)でハイになっている状態といったほうがしっくりくると思います。他人にどう思われようと、自分は他人の人生を生きるのはごめんだというようなポジティブなエネルギーに溢れているような気がします。少なくとも私には。
Tuesday, 1 January 2019
エリオットとカバーソング (1) / Beatles, John Lennon
エリオット・スミスが2001年の1月号のスピンマガジンに寄せた文章です。ジョン・レノンの30年目の命日にちなんで、彼のお気に入りのジョン・レノンの曲について語っています。説明するまでもなく、エリオットが一番影響を受けているバンドはビートルズですが、彼がビートルズについて語るとき、なんだかその熱がこっちにも感染してきそうです。
この頃(2000年?)のエリオットは、やっぱりドラッグをしていた頃でしょうか。。。なんとなく文章の端々にそういったことが見え隠れしています。この先に起こることを予見していたような感じです。エリオットはカバーをするとき、ただ好きだからという理由だけではなく、彼の気持ちを代弁してくれるような「意味」のある曲をその時々に演奏していたように思えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お腹の中で音楽修業
1980年、僕は友達とちょうどギターを教え合い始めていた。僕は11才で、「ジュリア」や「セクシーセイディ」といったビートルズの曲にすごく入れ込んでいた。クールで、万華鏡のように刻々と変化するコード進行に。僕はその全てを解明しようとして完全にギター漬けになっていて、それが徐々に起こりかけていた頃、狂気の男がその道先案内人を撃ち殺した。最初、学校の子たちは、まるででっち上げのように反応した。当時、現実あったことのような気がしなくて、正直言って、ジョン・レノンが死んでしまったことをあまり信じれなかった。彼がいなくなったと思うには、彼の音楽はあまりに生命感に満ちていた。どういうわけか、今彼を思うとき、僕は大概「気難しくて怖い」時期、アビーロードの頃の様子や口調が目に浮かぶ。絶対に彼自身トリップしていたころだ。変化することを恐れない人たちを子供の頃に見るのはすごいことだ。僕は主にジョンの音楽的な面に惹かれていたけれど、ジョンの殺害は僕の心の中で、名声から彼の音楽を更に切り離すことになった。僕はどのように彼の曲を演奏するかを見出すことに立ち返り、まるで何も起こらなかったかのように振る舞った。僕の家族はビートルズファンで、僕が生まれる前に「サージェント・ペパーズ」をかけてくれたらしい。中学では、僕は「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」が多分一番のお気に入りだった。もちろん、今はもっと沢山の好きな曲があるけれど、その中の多くはやっぱりレノンの曲だ。例えば、
ファンをステージに招いてみんなで歌ったライブ
“I’m Only Sleeping”
「アイム・オンリー・スリーピング」ここに挙げるほとんどの曲は、一人で放っていて欲しいとか、またはこの曲と同じくらい事を荒立てずに止めて欲しいというものだ。敵意をむき出しにせず、自分の内にこもる自由を表現したり、守ったりできるのは格好いい。この曲なら簡単なことのように思える。キックドラムで重たく前に押し出される代わりに、まるでその衝動が勢いで引き出されるような感じも好きだ。
“Tomorrow Never Knows”
「トゥモロー・ネバー・ノウズ」
一行目(“Turn off your mind, relax, and float downstream”/思考を停止して 力を抜いて 流れに身を任せて)が全てを表している。これもまた、彼は外的世界に対して戦わずに内面の状態をしっかり保つことについて表現しているみたいだ。僕にとって一番レノンのすごいところは、ひどく傷ついた幼少期や馬鹿げた名声にもかかわらず、前向きに自分のアイディンティティを維持できたところなんだ。一方で、
この頃ライブのリハーサルではビートルズのレパートリーばっかり演奏していたらしい
“Yer Blues”
「ヤー・ブルース」
時々は異常な精神状態に陥いることだってある。おそらくそれはカタルシス的だ。絶対に避けられない。残念なことに、たいてい人は自分自身が壊れていくのを隠したがるものだけど。だからこそ多分この曲みたいなのを聞くと安心できるんだ、少なくても僕にとっては。(“Feel
so suicidal, even hate my rock’n’roll!” 死んでしまいたい気持ちなんだ 僕のロックンロールでさえ嫌いになった)こういった気持ちはどうしても頭をもたげてくるものだから、一度に全部爆発させたっていいはずだ。
よくカバーしていた曲。口笛だれかやってくれない?と聴衆に問いかけています。
“Cold Turkey” and “Jealous Guy”
「コールド・ターキー」、「ジェラス・ガイ」
この正直さはリスキーだけど、もちろん素晴らしいアイディアだ。感傷的なのかそれとも勇気があるのか。もしくはその両方だ。彼は一か八かの勝負に出て勝った。他の人だってこんなふうにいつも曲を書くべきだよ。レノンはどんなどんなことも歌に出来た。彼はまた、
“I Am the Walrus”
「アイ・アム・ザ・ウォーラス」
も書いた。陰鬱で、複雑で、おかしくて、人気があって、しかもロックしている。「グーグーグジョブ」のフレーズがある。歌詞があちこち散らばっている。想像力を掻き立ててくれるから僕はこんな歌が好きだ。(歌詞が)まとまってることはいいことに違いないけれど、面白い歌詞を判断する基準にはならない。音質的には、この歌はまさに収監所から逃げて来た人から生まれた感じがするんだ。
“Across the Universe”
「アクロス・ザ・ユニバース」
僕にとっては、彼の人生をとりまく文化や政治的解釈全体をアーチ状に覆ってしまうような流動的かつ音楽的な歌だ。本当にクールな歌は時として、夢を生み出し、現実と入れ替わる。おそらくもっと良くなるために。
Tuesday, 25 December 2018
罪の意識?自己嫌悪?Clementine
Clementine
クレメンタイン
They’re waking you up to close the bar
The street’s wet you can tell by the sound of the cars
The bartender’s singing Clementine
While he’s turning around the open sign
Dreadful sorry Clementine
バーを閉めるため君は起こされる
通りが雨に濡れている 車の音でわかるんだ
バーテンダーはクレメンタインの歌を歌っている
営業中の看板を裏返しながら
とても悲しいよ クレメンタイン
Though you’re still her man
It seems a long time gone
Maybe the whole thing’s wrong
What if she thinks so but just didn’t say so?
君はまだ彼女の男だけれど
長い時間が過ぎてしまったみたいだ
何もかもが間違っていたのかもしれない
彼女がそう思ってるとして、でも口に出さなかっただけだとしたら?
You drank yourself into slo-mo
Made an angel in the snow
Anything to pass the time
And keep that song out of your mind
Oh my darling
Oh my darling
Oh my darling Clementine
Dreadful sorry Clementine
意識が朦朧になるまで酔いつぶれる
雪の中の天使を描いた
気を紛らわすことならなんでも
そしてその歌のことを考えまいと
愛しい
愛しい
愛しいクレメンタイン
とても悲しいよ クレメンタイン
クレメンタインはセルフタイトルアルバムの三曲目に収録されている曲です。歌の中の語り手はバーで飲みふけっている。閉店間際、外は雨が降っていて、バーテンは「Oh my darling, Clementine(アメリカ西部開拓時代のフォークバラード)」を歌っている。男は泥酔しているが、クレメンタインの歌がどうしても頭から離れない。
想像ですが、当時のガールフレンドと別れたことへの罪の意識みたいなものを歌ったんじゃないかと思います。(まあ、エリオットのことなんでそのことだけを歌ったんじゃないんでしょうが・・・)
まず、気になるのはバー「Open」の看板が「Closed」にひっくりかえるんですよね。語り手は、お酒の力を借りて自分の殻の中にこもってしまう感じがします。そして外は雨。車のライトが雨に滲んでいる感じや、濡れたタイヤが道路を走る音が浮かんできます。(The street’s wet you can tell by the sound of the cars)あまりに上手いので、この一行が大好きだというファンが多いのも納得です。また外の雨は、彼の悲しみや陰鬱さを暗示しているようです。
バーテンダーが歌う(実際歌っているわけではなく、ここではメタファーとしてこの歌が歌われてると思うのですが)「Oh my darling, Clementine」は、西部開拓時代に金を求めてカルフォルニアに殺到したある炭鉱夫(フォーティーナイナーズ)の娘が、仕事中に川に落ちて溺れてしまう。そばにいた男は泳げないので彼女を助けられなかったという悲劇のストーリーです。エリオットはよく曲の中に他の「曲」(しばしば古いフォークソング)を引用して1曲の意味をもっと膨らしたり、その曲の意味の手がかりをほのめかしたする手法(他にもSweet Adeline, Waltz #2 など)をよく使っています。絵画を例にたとえると、フェルメールの絵画には、沢山の画中画(額縁の中の絵)が存在するのですが、その画に描かれているものが、フェルメールの絵の人物引用の心中を表しているのです。引用歌詞でもある「かわいそうなクレメンタイン(Dreadful Sorry Clementine)」のところで、当時のガールフレンドに「Sorry」と言いたげです。というのも、ヒートマイザーのマネージャーをしていた彼女は、エリオットを説得して「Roman Candle」の録音テープを知り合いのレーベルに送り、彼のソロデビューの足がかりを作ってあげた人なんですよね。結果的に彼女とは別れることになり、ヒートマイザーも空中分解。エリオットは新しい彼女(Angel in the snowがそれを表している?)と付き合い始め、彼のソロのキャリアは見事に花開いていく。でも、彼はずっとずっと苦しみ続けるんです。そういう運命になってしまった自分を悔い続ける。引用歌の「川に溺れる」娘と「酒に溺れる」自分を重ね合わせて自己嫌悪に浸っているともとれますよね。
それでもこの曲のサウンドはどこか暖かな、甘い感じもするんですよね。苦くて甘いエリオット節だなあと思います。
Thursday, 20 December 2018
エリオット・スミス プレイリスト(4)Fugazi - Waiting Room
ロンドンに住んで10年になりますが、こちらのレコード屋さんで店員さんに2回ほど声をかけられたことがあります。一回目はフガジのCDを見ていた時。「それ、お前ホンマに聞くん?それがなんだかわかってんの?」とパンクな店員にたしなめられました。(フガジは男っぽいからな~)二回目はエリオットの「Roman Candle」を買った時。レジの若い子に「エリオット・スミスはマジでいいよね。」とまるで友達を見つけたような反応をされました。まあ、両者とも真の音楽好きにとっては重要な位置を占めるミュージシャンですよね。
エリオットによると、ヒートマイザーは結成当初はフガジのようなバンドを目指していたとのこと。当時のグランジ・ブームより彼らはワシントンDCのハードコアパンクの方に影響されていて、エリオットの2003年のインタビューにも彼らのことが出てきます。
「僕たちは当時DCのバンドに惹かれていたんだ。ディスコード(フガジのフロントマン、イアン・マッケイがオーナーのレコードレーベル)のバンドのようなね。基本的に僕らはフガジみたいになりたかったんだ。でも、フガジみたいな音は全くしていなかった。」
音楽性ではどうだったかわかりませんが、フガジのライブ映像を見ると、エリオットが自分のライブでもフガジのライブのあり方をすごく取り入れてた気がします。両方とも、すごくシンプルで、音楽が際立っている。そこに音楽の持つエネルギーがあるんです。商業的なものに取り巻かれやすい音楽シーンの中で、嘘のない、良心に基づいたものに出来るだけ近づきたいという反骨精神が感じられる。
エリオットがソロでライブをするようになってから、今度はフガジのメンバーがエリオットをよく見に行っていたのは有名な話で、後にイアン・マッケイもエリオットのライブについてこう語っています。
「僕は音楽を信じていて、音楽は神聖なものだと思っている。もしバンドと観客が音楽を通して一体になれば、その時僕らの間には何か本当にとてつもないことが起きる可能性があるんだ。最も素晴らしいライブというのは、たいてい観客が完全に音楽に集中しきっているときだ。僕はエリオット・スミスを何度も見たことがあって、彼の音楽が大好きで彼のショウを心から楽しんだんだ。ヴィック・チェスナットのようにエリオットの音楽はとても静かかもしれない。「何にいたしましょうか」といったバーでの会話が始まるところで彼らのプレイを見たけれど、話し声が大きく膨れあってしまうんだ。(中略)音量は強力だと言うけれど、静寂に勝るものなんてないよ。人生において最もすごい瞬間というのはほとんど音がないときだ。」
音が大きかろうが、静かだろうが、ミュージシャンと観客が音楽によって完全に一体になるような瞬間。エリオットが目指した至福の時とはそんな時だったんじゃないかと思います。
「僕たちは当時DCのバンドに惹かれていたんだ。ディスコード(フガジのフロントマン、イアン・マッケイがオーナーのレコードレーベル)のバンドのようなね。基本的に僕らはフガジみたいになりたかったんだ。でも、フガジみたいな音は全くしていなかった。」
音楽性ではどうだったかわかりませんが、フガジのライブ映像を見ると、エリオットが自分のライブでもフガジのライブのあり方をすごく取り入れてた気がします。両方とも、すごくシンプルで、音楽が際立っている。そこに音楽の持つエネルギーがあるんです。商業的なものに取り巻かれやすい音楽シーンの中で、嘘のない、良心に基づいたものに出来るだけ近づきたいという反骨精神が感じられる。
エリオットがソロでライブをするようになってから、今度はフガジのメンバーがエリオットをよく見に行っていたのは有名な話で、後にイアン・マッケイもエリオットのライブについてこう語っています。
「僕は音楽を信じていて、音楽は神聖なものだと思っている。もしバンドと観客が音楽を通して一体になれば、その時僕らの間には何か本当にとてつもないことが起きる可能性があるんだ。最も素晴らしいライブというのは、たいてい観客が完全に音楽に集中しきっているときだ。僕はエリオット・スミスを何度も見たことがあって、彼の音楽が大好きで彼のショウを心から楽しんだんだ。ヴィック・チェスナットのようにエリオットの音楽はとても静かかもしれない。「何にいたしましょうか」といったバーでの会話が始まるところで彼らのプレイを見たけれど、話し声が大きく膨れあってしまうんだ。(中略)音量は強力だと言うけれど、静寂に勝るものなんてないよ。人生において最もすごい瞬間というのはほとんど音がないときだ。」
音が大きかろうが、静かだろうが、ミュージシャンと観客が音楽によって完全に一体になるような瞬間。エリオットが目指した至福の時とはそんな時だったんじゃないかと思います。
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Between the Bars 制作こぼれ話
「これは僕が「ジーナ( Xena: Warrior Princess)」を音を消して見ていたときに出来た曲なんだ。これは事実なんだけど、密かにジーナを好きになってしまったんだ。僕にとっても秘め事だった。。。不覚だったんだ・・・彼女、強烈にタフだし。叫び声激しいし。丸太の罠でバカなグラディエーター達をぶっ殺すんだ。丸太の罠を放つんだ!丸太の罠を放つと・・・みんな潰されちゃうんだ。出来ることならみんな彼女と一緒にいたいんだけど、残念ながら彼女の味方じゃない。音を消したら見たらかなりいいよ。本当に、音があるより。この曲はジーナとは全く関係ないんだけど・・・でも納得がいくとしたら、ジェムソン(ウィスキー)のボトルは半分空けちゃってたんだ・・・」
Between the bars 歌う前に語っていたエピソード。1996年ぐらいです。
エリオットって人前ではすっごい無口で静かな人だったらしいのですが、友人の間ではかなり面白い人で通っていたんですよね。彼の知られざる才能でもあったようです。ライブでもなんかちょっとは面白いこと話さないと!てな感じでジョークを飛ばしているときがあります。
Friday, 16 November 2018
チャーリー三部作
エリオットのダークなホラーソングを。
「チャーリー」は確かに継父の名前ですが、私には彼のことを直接歌ったようには聞こえず、エリオットの内面に棲む悪魔的な存在(鬱の元凶)につけた名前で、これらの曲はその存在とのやりとりを歌ったものじゃないかと思うのです。
Some songではジョン・ゲイシーという70年代にアメリカを震撼させたシリアルキラーの名前を引用しています。調べてみると、彼の犯行には幼い頃の父親からの虐待が大きく関与しているのですが、彼は逮捕された後に不気味なピエロの絵を沢山描いています。エリオットが自分の曲と重ね合わせているような感じを受けます。余談ですが、スフィアン・スティーブンスもジョン・ゲイシーについて歌っているんですよね。
Flowers for Charlieでは、小説「アルジャーノンに花束を」のタイトルが思い出されます。この曲ではエリオットはもう悪魔の思うツボというところまで追い込まれているように感じます。また、継父チャーリーへの(和解の)メッセージ・ソングとしても聞こえます。
いずれにしてもこれらの曲はエリオット本人にしかわからない謎に包まれているようです。
ただ、彼はずっと見えない何かと闘っていたことは間違いないと感じずにはいられません。
No Confidence Man(1994)
Charlie got a band in his hand
A rubber loop
Says, I’m the man you really want
So just act natural
Don’t try to tell me your bullshit scheme
Because I have no idea what you mean
No idea
I’m just trying to sleep
I’ve heard quite enough
Just to listen is really tough
Because you’re on it all the time
チャーリーは手にバンドを持っている
Some song (1994)
It’s a junkie dream makes you so uptight
Yeah, it’s Halloween tonight and every night
Hear you scratch your skin
Your sandpaper throat
You’re a symphony, man, with one fucking note
Charlie* beat you up week after week
And when you grow up you’re going to be a freak
エリオットの曲の中で「チャーリー(エリオットの継父)」という名前が登場するのは少なくとも3回あるのですが、今回はそれを和訳してみました。1曲目の「No Confidence Man」は友人のピート・クレブスとのスプリット盤シングルとして1994年にリリースされています。二曲目「Some song」も同じ頃の作品で、「Needle in the Hay」のシングル盤に収録されています。彼の初期のライブのセットリストを見ると、かなりの割合で演奏されています。3曲目は「Flowers for Charlie」で、1999年のライブ音源のみ残っている模様。
エリオットのインタビューで曲がパーソナルに聞こえることへの返答として彼はこう答えています。
「ただ曲がそうなったっていうだけのことだよ。パーソナルに聞こえると思う・・・どうかな。もちろん聞こえるはずだ。自分がどう感じるか、悪魔に向かって叫びたいかどうか、自分が何をしたいのか、曲を作るっていうのはそういうことが聞こえるってことだから。」
「易きに流れる演奏をするのは一番ありふれた失敗の仕方だ。死ぬのもそうだ。ドラッグとか、酒とかそういったもので自分の感情を無くしてしまうのも。」
Some songではジョン・ゲイシーという70年代にアメリカを震撼させたシリアルキラーの名前を引用しています。調べてみると、彼の犯行には幼い頃の父親からの虐待が大きく関与しているのですが、彼は逮捕された後に不気味なピエロの絵を沢山描いています。エリオットが自分の曲と重ね合わせているような感じを受けます。余談ですが、スフィアン・スティーブンスもジョン・ゲイシーについて歌っているんですよね。
Flowers for Charlieでは、小説「アルジャーノンに花束を」のタイトルが思い出されます。この曲ではエリオットはもう悪魔の思うツボというところまで追い込まれているように感じます。また、継父チャーリーへの(和解の)メッセージ・ソングとしても聞こえます。
いずれにしてもこれらの曲はエリオット本人にしかわからない謎に包まれているようです。
ただ、彼はずっと見えない何かと闘っていたことは間違いないと感じずにはいられません。
No Confidence Man(1994)
ノー コンフィデンス マン
Charlie got a band in his hand
A rubber loop
Says, I’m the man you really want
So just act natural
Don’t try to tell me your bullshit scheme
Because I have no idea what you mean
No idea
I’m just trying to sleep
I’ve heard quite enough
Just to listen is really tough
Because you’re on it all the time
Hearing the bells, it’s 9 a.m.
You better wake up your friend
Before he won’t wake up anymore
Because I got to split, I’m late to leave
He gave me nothing but grief
And some bullshit story only I would believe
I’ve heard quite enough
I heard quite enough
You’re on it all the time
You’re on it all the time
You’re on it all the time
And you’re full of it all the time
You better wake up your friend
Before he won’t wake up anymore
Because I got to split, I’m late to leave
He gave me nothing but grief
And some bullshit story only I would believe
I’ve heard quite enough
I heard quite enough
You’re on it all the time
You’re on it all the time
You’re on it all the time
And you’re full of it all the time
チャーリーは手にバンドを持っている
ゴムの輪を
曰く、俺がお前が本当に求めている男だ
だから普通にふるまえと
お前の馬鹿げた案を指図するんじゃねえよ
なぜならお前の言いたいことが全くわからねえ
全くだ
僕はただ寝ようとしていただけだ
もう十分聞いてやった
ただ聞くだけは本当につらいんだ
なぜならお前はいつも動き続けているから
目覚しのベルが聞こえる、朝の9時だ
あいつがもう目覚めなくなる前に
君の友達を起こしたほうがいいよ
僕は離れなきゃいけない、遅れているんだ
あいつは僕に苦痛しか与えない
あとは僕だけしか信じない馬鹿げた話と
もう十分聞いてやった
十分聞いたんだ
お前はいつも動き続けている
お前はいつも動き続けている
お前はいつも動き続けている
そしてデタラメばかりを言ってやがる
サム ソング
Yeah, it’s Halloween tonight and every night
Hear you scratch your skin
Your sandpaper throat
You’re a symphony, man, with one fucking note
Charlie* beat you up week after week
And when you grow up you’re going to be a freak
Want a violent girl who’s not scared of anything
Help me kill my time
Because I’ll never be fine
Help me kill my time
You went down to look at old Dallas town
Where you must be sick just to hang around
Seen it on TV, how to kill your man
Then like Gacy’s scene a canvas in your hand
You better call your mom, she’s out looking for you
In the jail and the army and the hospital too
But those people there couldn’t do anything for you
Help me kill my time
Because I’ll never be fine
Help me kill my time
Help me kill my time
Help me kill my time
Because I’ll never be fine
Help me kill my time
Help me kill my time
Because I’ll never be fine
Help me kill my time
You went down to look at old Dallas town
Where you must be sick just to hang around
Seen it on TV, how to kill your man
Then like Gacy’s scene a canvas in your hand
You better call your mom, she’s out looking for you
In the jail and the army and the hospital too
But those people there couldn’t do anything for you
Help me kill my time
Because I’ll never be fine
Help me kill my time
Help me kill my time
Help me kill my time
Because I’ll never be fine
Help me kill my time
お前が苛まれるジャンキーの夢
そうさ、今夜、毎夜ハロウィンだ
お前が肌を引っ掻くのが聞こえる
ざらざらの喉
お前は一本調子の交響曲
チャーリーは来る日も来る日もお前を打ちのめす
お前が大人になる頃には おかしな奴になるだろう
何ひとつ恐れない凶暴な女を求めて
僕の時間潰しを手伝ってくれよ
僕が良くなることはないから
僕の時間潰しを手伝ってくれ
お前はダラスの旧市街を見に行った
そこはうろつくだけで気が滅入るに違いない
テレビでやっているのを見た、どうやって目当ての男を殺すのか
ゲイシーの現場みたいな、お前が手にしているキャンバス
お前の母親を呼んだほうがいい お前のことを探しているよ
刑務所でも、軍隊でも、病院でもだ
でもそこの奴らはお前には何一つできないんだ
僕の時間潰しを手伝ってくれよ
僕が良くなることはないから
僕の時間潰しを手伝ってくれ
僕の時間潰しを手伝ってくれ
僕の時間潰しを手伝ってくれ
僕が良くなることはないから
僕の時間潰しを手伝ってくれ
*の部分はHow they beat up... と歌われることもあったようです。
Flowers for Charlie(1999)
チャーリーに花束を
Flowers for Charlie, you know
I’m not a good G.I. Joe
Because I always aim low
And I won’t fight you
Popularity war
I’d be a clown in the corp
Taking over the store
It’s a cop out
I don’t want to win
New friends anymore
There’s a world within
But I can’t call out
Kiss me quickly
I’m in a hurry
And I’ve got worry enough
Trying to stay around
Brought you a flower
From the other side
It’s a free world
You don’t have to hide
チャーリーに花束を、知ってるだろう
僕はデキるG.I.ジョーじゃない
僕はいつだって志が低いし
お前とは戦わない
高評価争い
僕は店を乗っ取る部隊の中の道化役
手を引くよ
勝ちたくなんかない
新しい友達ももういらない
内なる世界がある
でも僕はそれを呼び出せないんだ
早くキスしてよ
急いでいるんだ
ここにとどまろうとする
苦労は十分やった
向こう側から
お前に花を持ってきたよ
自由な世界だ
隠れる必要なんてないさ
僕はデキるG.I.ジョーじゃない
僕はいつだって志が低いし
お前とは戦わない
高評価争い
僕は店を乗っ取る部隊の中の道化役
手を引くよ
勝ちたくなんかない
新しい友達ももういらない
内なる世界がある
でも僕はそれを呼び出せないんだ
早くキスしてよ
急いでいるんだ
ここにとどまろうとする
苦労は十分やった
向こう側から
お前に花を持ってきたよ
自由な世界だ
隠れる必要なんてないさ
Sunday, 4 November 2018
エリオット・スミス プレイリスト(3)What Is Life - George Harrison
解散後のビートルズのソロ作品の中で好きな曲の一つとして、ジョージ・ハリスンの「What is life」を挙げています。「特にコードと詞が好きだ。曲のメロディ自体がクールに回転していくんだ。」
coming up roses, written by erik himmelsbach , taken from revolver first issueより参照
Saturday, 3 November 2018
Needle in the Hay 「依存」についてのストーリーテリング
Needle in the Hay
ニードル イン ザ ヘイ
1.
Your hand on his arm
The hay stack charm around your neck
Strung out and thin
Calling some friend trying to cash some check
He’s acting dumb
That’s what you’ve come to expect
お前は彼の腕に手をやる
お前の首には干し草の形のペンダント
ヤク漬けでやせ細っている
友達に電話をして小切手をカネにしようとする
彼はわかってないようなフリ
それはお前がまさに見通していたこと
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
干し草の中の針
2.
He’s wearing your clothes
Head down to toes, a reaction to you
You say you know what he did
But you idiot kid
You don’t have a clue
Sometimes they just get caught in the eye
You’re pulling him through
彼はお前の服をまとって
頭の先からつま先までお前に呼応する
お前はあいつがやったことだというが
バカなガキだ
お前に心当たりがないとは
時々目に留まったに過ぎないと
お前は彼をよくしてやろうとしているんだ
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
干し草の中の針
3.
Now on the bus
Nearly touching this dirty retreat
Falling out 6th and powell a dead sweat in my teeth
Gonna walk walk walk
Four more blocks plus one in my brain
Down downstairs to the man
He’s gonna make it all ok
さあ、バスに乗ったら
もうすぐ薄汚いリトリートに手が届く
6番とパウエル通りの境で降りたら僕の口の中には生気のない唾液が
歩く、歩く、歩く
あと4ブロックと僕の頭のなかでもう1ブロック
あの男のところまで階段を降りるんだ
彼が全部なんとかしてくれる
4.
I can’t beat myself
I can’t beat myself
I don’t want to talk
I’m taking the cure so I can be quiet whenever I want
So leave me alone
You ought to be proud that I’m getting good marks
僕は自分を打ち負かせられない
僕は自分を打ち負かせられない
僕は話をしたくない
僕は手を打ってもらってる だからいつだって望めば静かでいられる
だから僕を放っておいてくれ
僕に立派な跡が残っていくのがお前にはたまらないはず
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
The hay stack charm around your neck
Strung out and thin
Calling some friend trying to cash some check
He’s acting dumb
That’s what you’ve come to expect
お前は彼の腕に手をやる
お前の首には干し草の形のペンダント
ヤク漬けでやせ細っている
友達に電話をして小切手をカネにしようとする
彼はわかってないようなフリ
それはお前がまさに見通していたこと
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
干し草の中の針
2.
He’s wearing your clothes
Head down to toes, a reaction to you
You say you know what he did
But you idiot kid
You don’t have a clue
Sometimes they just get caught in the eye
You’re pulling him through
彼はお前の服をまとって
頭の先からつま先までお前に呼応する
お前はあいつがやったことだというが
バカなガキだ
お前に心当たりがないとは
時々目に留まったに過ぎないと
お前は彼をよくしてやろうとしているんだ
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
干し草の中の針
3.
Now on the bus
Nearly touching this dirty retreat
Falling out 6th and powell a dead sweat in my teeth
Gonna walk walk walk
Four more blocks plus one in my brain
Down downstairs to the man
He’s gonna make it all ok
さあ、バスに乗ったら
もうすぐ薄汚いリトリートに手が届く
6番とパウエル通りの境で降りたら僕の口の中には生気のない唾液が
歩く、歩く、歩く
あと4ブロックと僕の頭のなかでもう1ブロック
あの男のところまで階段を降りるんだ
彼が全部なんとかしてくれる
4.
I can’t beat myself
I can’t beat myself
I don’t want to talk
I’m taking the cure so I can be quiet whenever I want
So leave me alone
You ought to be proud that I’m getting good marks
僕は自分を打ち負かせられない
僕は自分を打ち負かせられない
僕は話をしたくない
僕は手を打ってもらってる だからいつだって望めば静かでいられる
だから僕を放っておいてくれ
僕に立派な跡が残っていくのがお前にはたまらないはず
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
Needle in the hay
干し草の中の針
ドラッグじゃなくて、「依存」がテーマ
ご存知の通り、セルフタイトルアルバムに収められている1曲目「Needle in the Hay(干し草の中の針)」は彼の曲の中でもとりわけ陰鬱なテーマについて歌われたものです。自分も訳していてしんどかったのですが、エリオットはこの曲でドラッグそのものではなく、下記のインタビューにもある通り、ドラッグも含めた「依存(とくに人間関係についての依存)」について書かれた曲だと幾度となく語っています。それでも英語圏でも未だにきちんと理解されていないんじゃあないかと思いますが、彼自身が残したヒントとこの曲を解釈した人たちの言葉を手がかりに、私なりにこの曲の意味を探ってみました。
「前作(Elliott Smith /セルフタイトル)はドラッグだけのことについてじゃないんだ。ドラッグは依存や自己不足感を表現するための手段だった。恋愛についてでもよかったけれど、それでは僕っぽくなかったから。前のアルバムのインタビューでは、みんな歌をすごく表面的に解釈したんだ。どうしてそんなに沢山ヘロインについての曲があるかを知りたがった。僕はただ曲を作ろうとしているだけでありのままの自分でいることを楽しんでいるんだ。(written by john chandler & w. scott wagner, taken from the rocket 4.9.97)
今ある現実を変えようとしてどうして人はドラッグに手を出すのかということに興味はつきないんだ。(he twisted circle written by nigel williamson, taken from uncut)
こちらのインタビュー翻訳も興味深いです。
https://rockinon.com/news/detail/117425
依存について書かれた小説や映画は沢山ありますが、私は自らの体験を元に書かれたドストエフスキーの「賭博者」が思い浮かびます。彼は賭博を通して、人間の狂気やロシア人気質を描こうとしたわけですが、エリオットは当時彼の住んでいたポートランド(パシフィック・ノースウェスト)にどれだけドラッグが街中を覆っていたかを目の当たりにして、自分にも依存傾向のあることを認めつつも、依存の根源みたいなものを冷静に、客観的に見つめたかったんじゃないかと思います。エリオットの父親は精神科医なのでその手の情報にも明るかったのかもしれません。
肝心の歌詞について気づいたことを書いてみます。曲の解釈の一つにすぎないことをお忘れなく!
歌詞の中の(ややこしい)人称の変化
まずこの歌詞に出てくる登場人物ははHe(彼)、you(お前)、I(僕)そして麻薬のディーラーと思われる男(Man)。彼とお前と僕は全て同一人物かもしれません。人称を巧みに操ることによって異なる自我のせめぎ合いを表現しています。
1.
"Your hand on his arm" のところの(Your hand)の正体は「彼」に覆いかぶさってこようとする第二の歪んだ自我、ドッペルゲンガー的存在。首に干し草の形をしたロケットペンダントをかけている。「お前(歪んた第二の自我)」は「彼(空虚な、内なる自分)」が何を求めているか見抜いている。
2.
「彼」は「お前」を身に被ることで(He’s wearing your clothes)「彼(inner)」の存在より「お前(outer)」が優勢になる。茶色の部分は「お前(outer)」が「彼(inner)」に語りかけているように思われる。彼の状況をよくしてやろうとする。この「お前」には破壊的なイメージがつきまとう(You, idiot kid, you don't have a clue.)。
3.
彼とお前は「一体」となり、バスに乗って「薄汚いリトリート」へと向かう。ここからの人称は「I(僕)」となる。”Gonna Walk, Walk, Walk"や”Down downstairs to the man”はヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「Run Run Run」や「I am waiting for the man」のドラッグにまつわる歌詞の引用が思い浮かぶ。
4.
一体となってしまった「you」だけを追い出すことができず、ここではドラッグをすることで静まってもらい、「彼」の元から離れていってくれという。だが「僕」の体は確実に蝕まれていく。
「Needle in the Hay / 干し草の中の針」の意味とは?
干し草の山の中から針を探すことが極めて難しいということから至難の業、無駄骨を折るという意味を表すイディオムです。また通常干し草の形をしたロケットペンダントの中には恋人同士が(悩ましく!)抱き合ったりする姿が刻まれています。「you」がかけているロケットペンダントの中には「he」がまさに求めているもの(でも決して手に入らないもの)が入っているのではないでしょうか。また、この曲では中毒者が注射針を求めてさまようイメージも湧きます。均質なものの中の(干し草)異質なもの(針)(=ナレーター自身の疎外感)というものも表している気がします。
エリオットが描いた「依存」とは?
内なる自分が、自分に足りないもの、自分を満たすものを探している。その足りないものを埋めようとして第二の歪んだ自我がそれを満たそうとするが、その際に、何か他のもの(アルコール、薬物、恋愛、人間関係など)に自分を委ねたときそれが達成されたような気分になる。しかしそれでは内なる自分を本当に満たすことは不可能(=干し草の中の針)であり、やがて自己を滅ぼしていくことになる。どんな人にも内なる自分に足りないものを抱えているはずで、私たちは大なり小なり何かに依存しているのかもしれない。普遍的で哲学的なテーマだと思います。ダークなトーンの中に一語、一語選び抜いた当時のエリオットのポジティブなエネルギーを感じませんか?そしてもちろんこの曲から想起されるものはもっともっとほかにもあると思います。
Wednesday, 24 October 2018
Division Day 7インチシングルの名曲
「Roman Candle」以来のエリオット・スミスファンだというデビット・ディッケンソンが立ち上げたシアトル発インディレーベル、その名もSuicide Squeeze(!)からの7インチシングルDivision Day(1996年頃リリース、Either/Orの頃)を取り上げたいと思います。明るいアップビートなメロディに乗せた、これでもかというメランコリーな歌詞で困ってしまうのですが、ライブでも頻繁に取り上げられていたのでお気に入りの曲ではなかったでしょうか?
Division Dayという言葉はエリオットの造語ですが、「魂」と「肉体」が分かれる日という考え方がしっくり来るのではないかと思います。告白調の歌詞ですが、継父からの虐待の関係を歌ったのか、自殺願望について歌ったのか、バンドからの離脱について歌ったのか、大好きだったポートランドを去ってNYへと活動拠点を移すことを歌ったのか、エリオット自身がレコード会社と契約する際にしたとされる音楽出版社との取引(著作権の売却)について歌ったのか、オスカーにノミネートされた曲「ミス・ミザリー」を自身のセルアウトと感じて歌ったのか、聞く人それぞれだと思います。多面的、彫刻的とも言える歌詞ではないでしょうか。
「月」のモチーフがここでも出てきます。水面に写った月光とそれを眺める男、光に誘われて自滅するイメージが浮かび上がります。もしかしたら、この部分はヘンリーマンシーニ作の「Moon River」にインスパイアされているかもしれません。
私自身はこの歌は、彼が魂を込めて創造したアートがレコードになるというのは、その産業に取り込まれて結局「作品(=魂)を売る」のような状況にしかならないこと、そしてその魂は彼自身から離され、自分の思い通りにならない方法で売られてしまう、それでもそんな思いをしてまで聴衆に曲を届ける。それがDivision Dayである。そんなことを歌ったのでは・・・と思っています。
(相変わらず、誤訳は覚悟の上です!)
Division Day
There was grown man dying from fright
So surprised by the things he'd say
With a giant fantasy life
Running 'round on feet of clay
大の男が突然の恐怖で死んでいく
彼が言ってしまいそうなことに慄いて
巨大な空想上の生き物と
知られざる弱みを持ったままうろういている
Naked except for a perpetual debt
That couldn't be stripped away
An unrightable wrong that moved him
Along closer to division day
剥ぎ取れなかった永久債
それ以外は裸のままで
取り返しのつかない過ちが
彼を分かれの日へと駆り立てる
Spent a long time living with that
Never could give it a name
And when you don't know what you're
Looking at it makes it much harder to take
そのことを抱えながら長い時間を費やした
何と呼んでいいかもわからなかった
そして自分が何者かわからない時
その日について考えるのはもっと受け入れがたい
Mostly they'd meet when he was
Asleep and have some sick exchange
That stuck him as wrong and moved him
Along closer to division day
彼が眠っていたときに
大抵奴らが会いにきて気味の悪い取引をする
不義と追い詰められた彼を
分かれの日へと駆り立てる
I can't make an exception for a bad
Connection that only goes one way
Sell out for a song where I don't belong
With you on division day
一方的にしか聞こえない回線不良の
例外なんて認められるわけがない
君のものでなくなってしまった歌への裏切り
分かれの日に
The moon stood up on the ridge
Looking down where the water shines
And a man looking over the bridge
Like he done so many times
山の尾根に上る月が
水面の輝きを見下ろしている
一人の男が橋を見渡している
何度もそうしてきたように
Thinking about how to stay out
Out of troubles way and
Flying to fall away from you all
It's over division day
Beautiful division day
どうやったら厄介な道に巻き込まれないのか
君たちから離れるため飛んでしまおうと
分かれの日は終わった
美しい分かれの日
Thinking about how to stay out
Out of troubles way
Flying to fall away from you all
It's over division day
Beautiful division day
どうやったら厄介な道に巻き込まれないのか
君たちから離れるため飛んでしまおうと
分かれの日は終わった
美しい分かれの日
2020年9月6日に加筆しました。
Friday, 19 October 2018
エリオット・スミス プレイリスト(2)Television - Marquee Moon (Live SF 78)
あなたにとってパーフェクトな2:45amアルバムは?というファンからの質問に、エリオット・スミスはテレヴィジョンのマーキームーンとニコのマーブルインデックスと答えています。
ライブバージョンのカッコいいの見つけました。
http://www.sweetadeline.net/32800chat.htmlより参照
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