Saturday 11 August 2018

エリオット・スミスのソングライティングレッスン!




エリオット・スミスのソングライティングレッスン!

このビデオではエリオット・スミスがソングライティングについて語っています。フィギュア8の頃なので2000年くらいでしょうか。何を言っているのか知りたくなったのですが、ギターを一切弾かない私は、肝心のギターのコードの部分だけは専門的過ぎて何を言っているか全くわかりませんでした。

モザイクみたいな映像のせいもあって、本人はちょっと調子悪そうな印象を受けますが、饒舌とはほど遠いもののすごく簡単な言葉でスパッとクリエイティビティの真髄みたいなものを教えてくれています。

ソングライティングの人生
「僕は日中いろいろなことを空想していて、まあ、ほとんど毎日ギターを弾いたり、音楽を聞いたりしてるんだけど、、、特に決まった作曲方法があるわけじゃないんだ。イマジネーションこそが天から降ってくる力だよ。それを封じ込めたままにせず、現れてきて君をびっくりさせるんだ。」

僕は曲を言語(language)のようには考えないで、もっと形(shape)のようなものとしてとらえているんだ。これについて話すのは面白いことなんだけど、難しい。僕はコードチェンジにすごく関心があって。それは子供のころからすごく好きなことなんだ。だから僕はあんまりリフを思いついたりはしない。たいていは、こんなふうにメロディをほのめかしているようなコードのシークエンスみたいなものを作るんだ」


「いつも既存のコードと格闘することにうんざりしているなら、想像力でもってそれに対抗できる。」

「座ったまま長い間ただギターを弾いているだけでは、あんまり(観客の)注意を引くことはできないよ。いつも自分の指を見ながら自分がプレイしているのを見ながら、ここを押さえて、次はあっちを押さえて、みたいなことをやるんじゃなくて、、、(ギターの運指を見ないで弾く)。ほとんどのコードは普通のコードなんだけど、これはえーとD7みたいなものなんだけど、Eも含まれているんだ。なんていうコードが知らないんだけど。これが好きで。これはD7。」

(このあとの説明がわかりません。ギター小僧がいる掲示板では、エリオットは5thのコードをベースノートとして使ってるとかなんとか。。。知ってる方いませんか?)

なにか曲を弾いてもらえませんか?
(曲を弾いたあとで)
「これがハーフコードだよ。たくさんギターを弾いているもののなかでは、全部の弦の音を鳴らしたくないってこともある。こんな感じで。。。指でここを押さえているから、ここはもう動かない、そしてここもそう。僕が弾いているのはこの音だけで、ほかのものは全部ブロックされている。スリーストリングとか、ハーフコードとかだ。この曲は「クエスチョンマーク」という曲。エレキギターの曲なんだ。」

曲作りを学ぶ人へのアドバイスはある?
「まず、リラックスすること、そして他人が聞きたいものを自分が考えなければいとも簡単にできる。新しいものを見つけながら、音楽において自分が好きなものをブレンダーにかけて何か出てくるかみてみるんだ。そして、それが君が気に入ったものなら、それはいいものであるはず。なぜなら君自身が好きなんだもの!」

「ミリオンセラーのレコードみたいなのが必ずしも正しいなんてことはないよ。誰もそれが好きかどうかはっきりしない何百万枚も売れるレコードっているのがあるけど、誰が作ってるんだろう(微笑)?みんなが聞きたいと思うものに引きずられるんじゃなくて、自分が好きなことをまっとうする少しだけの自信をもつんだ。僕は思うんだけど、自分が好きな音楽をやっている人というのは本当に人を引き付けるんだ、たとえどんなスタートであってもね!」

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